vol.106/Nov 2019
新カタログ発行・価格改定のお知らせ
当社では、2019年12月1日より価格改定を実施し、これに伴いカタログも刷新いたします。 菌叢解析メニューである「生体、環境関連アンプリコンシーケンス解析」(旧名称:次世代シーケンス・アンプリコン解析)や「T-RFLP解析」では今まで以上にご利用しやすい価格になる予定です。

一方、保存アンプル作製やリアルタイムPCRなどの一部の項目では、工程ごとの品質チェックや材料費の見直しなどにより値上げさせていただく予定です。

カタログは「衛生管理向け微生物試験」、「研究者向け微生物試験」、「生体、環境関連分析」の3分冊となり、内容を大きく見直しました。 営業担当がご訪問の際にお渡しさせていただく他、ご希望の方には郵送させていただきますので、当社営業部までお気軽にお問合せください。
メタフロキーパー(皮膚)の販売スタート!
菌叢解析用皮膚採取キット、メタフロキーパー(皮膚)の販売を開始いたします。 本キットはスワブタイプとなっており、ご使用後は、室温でも1週間程度であれば、安定的に菌叢の保持が可能です。

価格は12,000円(税抜)/10キット、納期は3週間を目安にご用意しております。 製品の詳細につきましては、当社営業部までお気軽にお問合せください。
ENKI用微生物同定データベース
細菌、菌類の更新版を販売開始しました。
当社微生物同定システム「ENKI®」で使用する「微生物同定データベース」のバージョンアップいたします。(2019年12月2日リリースの予定)

今年度は、新種および種の移籍など情報更新への対応の他、全配列とバイオセーフティレベルの見直しなども行い、さらに精度アップいたしました。

各データベースの全登録種数と追加種数は次の通りです。
  【細菌】16S rDNA 14,825種(追加 1,151種)
  【菌類】28S(26S) rDNA-D1/D2 5,642種(追加  372種)
      ITS-5.8S rDNA 6,302種(追加  490種)
なお、旧ソフトウェアの「テクノスルガ・ラボ微生物同定システム」をご利用のお客様は、お手数ですが、当社営業部までお問い合わせください。
後期テクニカルトレーニングについて
当社では、微生物を取り扱う上での基礎的な技術、DNA塩基配列解析などの専門的な技術を学ぶための講義と技術講習を合わせたテクニカルトレーニングを開催しています。

11月および来年1月はカビ、12月は細菌を対象としたコースをご用意しております。 受講者された方には、当社より「修了証」をお渡しいたしますので、社員研修などにもご活用下さい。

各回のお申し込み締め切りは開催日の2週間前とさせていただきます。また少人数制の開催で先着順となりますので、早めのお申込みをお願い申し上げます。 詳しくは当社ホームページをご確認ください。
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液体培養物、DNA抽出物、PCR産物
でご依頼のお客様へ
液体培養物で検体をお送りいただく場合、当社では検体の純粋性が判断できません。そのため、当社での平板による再培養を行わずにDNA塩基配列解析等を実施する場合には、コンタミネーションにより良好な試験結果が得られない可能性がございます。
菌体量の不足に起因し、DNA抽出ができない、あるいはPCR増幅ができない等の事態が発生する可能性もございます。液体培養物でのご依頼時には、なるべく当社での再培養もご依頼いただくことをお薦めいたします。

DNA抽出物やPCR産物でのご依頼も同様に、当社では元検体の純粋性については知り得ません。そのため、DNA抽出物やPCR産物を検体として試験を行う場合にも、コンタミネーション等の理由により良好な結果が得られない可能性がございます。

当社では、上記のような検体においても2回までは作業を実施いたしますが、それでも良好な結果が得られず、原因が元検体に起因すると判断した場合には、そこまでの全ての作業費用をご請求させていただきますので、ご理解の程をお願い申し上げます。

また、上記のような検体で試験・分析をご希望のお客様には、お客様の同意を確認させていただくため、「承諾書」をいただくことがございますので、ご了承ください。
MALDI微生物同定試験における
純化された平板培養物の送付について
MALDI微生物同定試験は、安価であることに加え、迅速性が特長のメニューとなります。 特に、細菌および酵母で、12時までに到着の検体は即日のご報告となることから、衛生管理関係のお客様から非常に高い評価をいただいております。

一方、お客様からお預かりした検体が純化されていない培養物の場合には、お客様に試験の実施を確認するためのご連絡をいたしますが、午前中にご回答いただけない場合など試験実施に間に合わないことがあります。また、当社での単離作業や再培養が発生し、その分時間と費用が発生いたします。

即日の報告をご希望のお客様は、培養の際、なるべく単一コロニーを形成しやすい画線培養をしていただきますようお願い申し上げます。

下記URLに解析に適した状態と、適さない状態の平板培養物の見本を掲載しておりますので、ご参考としいただけますと幸いです。
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年末年始のご案内
年末年始休業:2019年12月28日~2020年1月5日
年内最終検体受付:2019年12月27日午前中まで(受取のみとなります)
年内最終報告日(発送日):2019年12月26日
年始報告開始日(発送日):2020年1月6日
12月27日は設備一斉点検のため、試験・分析は行いません(納期には含みません)。
株式会社テクノスルガ・ラボ
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