本メールはご登録のお客様および当社社員と名刺交換させていただいた方にお送りしています。今後、メールを希望されない方は本メールの最下部をご覧ください。
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カタログおよび価格改定のお知らせ
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当社では、毎年1回、カタログおよび価格の改定を行っております。
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今年も2022年11月より、新しいカタログでのご案内と新価格でのサービスを開始いたします。 お客様にはご不便をお掛けすることもあるかと存じますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
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新しいカタログをご希望のお客様には配送させていただきますので、当社営業部までご遠慮なくお申し付けください。
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電話番号に関するお知らせ
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当社では、054-349-6211を「代表電話番号」兼「お問い合わせの電話番号」として案内をしておりましたが、お問い合わせ件数の増加や従業員の増員等による組織再編に伴い、対応窓口を変更いたします。詳細は近日中に当社ホームページにてご案内いたします。
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アンプリコンシーケンス解析 解析領域のご紹介
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アンプリコンシーケンス解析による16S rDNA細菌叢解析では、検体の種類や目的に応じて様々なプライマーセットが利用されています。11月のカタログ改定により、検体および試験目的に合わせたプライマーセットのご選択が可能になります。
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・V1-V2領域プライマーセット ( 細菌 ) ( New ) < 生体A区分・生体B区分>
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ヒト腸内細菌叢解析において、V3-V4領域プライマーセット ( 細菌 ) と並んでよく利用されるプライマーセットの一つです。
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・V3-V4領域プライマーセット ( 細菌 ) < 生体A区分・生体B区分・環境検体 >
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ショートリードのアンプリコンシーケンスによる細菌叢解析において、最も一般的に用いられるプライマーセットです。一方で、腸内細菌叢解析ではAkkermansia属などの一部分類群の検出効率が理想値とは異なることが報告されています。
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・V3-V4領域プライマーセット ( アーキア ) < 生体A区分・生体B区分・環境検体 >
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細菌のPCR増幅を抑制し、アーキアのみを対象とした菌叢解析を実施したい場合に利用されますが、カバーしている分類群は多くはありません。
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・V3-V4領域プライマーセット( 細菌・アーキア一括 )<生体A区分・生体B区分・環境検体>
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細菌およびアーキアを対象に一括でPCR増幅することが可能なプライマーセットです。環境サンプルおよび生体サンプルに関わらず、カバーする分類群が広くPCRバイアスが少ないことが特徴です。多数あるプライマーセットから、どのプライマーセットを使用したらよいか不明な場合は、本プライマーセットを推奨しております。
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・V3-V4領域プライマーセット ( 肌細菌叢解析用 ) ( New ) <生体B区分>
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従来のV3-V4領域プライマーセットは、アクネ菌 ( Cutibacterium acnes ) の16S rDNAのプライマー結合領域とミスマッチがあり、PCR増幅が抑制されることが知られています。肌の細菌叢解析を実施する場合は、本プライマーセットを使用することで、C. acnesの割合をより正確に把握することができます。
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・V5-V7領域プライマーセット ( 細菌 ) ( New ) <環境検体>
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一部の発酵食品など植物由来のDNAが混入するサンプルの細菌叢解析では、葉緑体DNAがPCR増幅されることで、解析結果の殆どを Streptophyta( 植物 ) が占めることがあります。本プライマーセットは葉緑体DNAのPCR増幅を抑制し、細菌DNAを検出しやすくします。
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・ITS2領域プライマーセット ( 菌類 )<生体A区分・生体B区分・環境検体>
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ショートリードのアンプリコンシーケンスによる菌叢解析では、ITS2領域を解析対象とし、真菌類を広くカバーするプライマーを使用しています。
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微生物株の保存方法の選び方
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微生物株を保存する目的には、食品や医薬品の原料となる代謝物を生産する微生物株の維持、特許寄託、新種記載を含む論文発表時の基準株などの微生物資源維持などがあります。微生物株の保存方法を検討する場合、どの方法が最適なのか迷う方も多いのではないでしょうか。
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微生物株の保存をするうえでのポイントは、想定する保存期間、作製時や保存時にかかる手間及び必要な設備投資、維持管理や保存にかかるコスト、そして緊急時 ( 停電時など ) の対応方法等、多岐に渡ります。また、対象となる微生物株の種類 ( 分類群 ) によって適切な保存方法を選ぶことも重要です。
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微生物株の保存で一般的に使用されている方法には、継代培養保存法、継代培養法の変法として代謝速度を低下させた保存方法 ( 流動パラフィン重層法、有機栄養分を含まない水相懸濁保存 ) 、真空乾燥保存 [ 凍結乾燥法、L-乾燥 ( Liquid-drying ) 法 ] 、凍結保存法 ( 超低温フリーザー、液体窒素 ) があります。微生物株を長期にわたり安全かつ継続的に保存するためには、複数の方法で保存菌株を作製しておくこと、自然災害等の不測の事態を考慮して異なる複数の地域で保管することなど、リスクの分散が有効と考えます。
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以下に微生物の主な保存方法の一般的な特徴及び欠点、保存期間、保存条件などの目安を示します。
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乾燥耐性がある、ほとんどの細菌、胞子を形成する放線菌、アーキア、酵母、胞子形成をするカビ
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凍結耐性がある、ほとんどの細菌、菌糸を形成する放線菌、アーキア、酵母、カビ
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凍結耐性がある、ほとんどの細菌、菌糸を形成する放線菌、アーキア、酵母、カビ
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継代を重ねることで遺伝的な変異などにより、菌株の性質が変わりやすく、移植作業によるコンタミネーションの危険性がある
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遺伝的な変異などにより、生理活性物質生産能、病原性などの特異性が失われる可能性がある
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遺伝的な変異などにより、生理活性物質生産能、病原性などの特異性が失われる可能性がある
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繰り返しの凍結融解により、遺伝的完全性が損なわれる可能性がある
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繰り返しの凍結融解により、遺伝的完全性が損なわれる可能性がある
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2022年度下半期テクニカルトレーニングの日程
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2022年度10月~12月のテクニカルトレーニング日程が決まりました。
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コースにより定員が決まっておりますので ( 先着順 ) 、お早めにお申込みください。
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各回のお申込み締め切りは開催日の2週間前とさせていただきます。
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※新型コロナウイルス感染症 ( COVID-19 ) 拡大の影響により、日程が変更になる場合がございます。また、お申込み後に延期あるいは中止のお願いをする場合がございますので、ご了承ください。
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学会・展示会出展情報
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期間:2022年10月12日 ( 水 ) ~10月14日 ( 金 )
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期間:2022年10月31日 ( 月 ) ~11月3日 ( 木 )
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※ポスター展示とカタログの配布のみ。人員の配置はございません。
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期間:2022年11月8日 ( 火 ) ~11月10日 ( 木 )
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期間:2022年11月12日 ( 土 ) ~11月13日 ( 日 )
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期間:期間:2022年11月29日 ( 火 )~12月1日 ( 木 )
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期間:2022年11月30日 ( 水 ) ~12月2日 ( 金 )
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期間:2022年12月7日 ( 水 ) ~12月9日 ( 金 )
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新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、延期あるいは中止となる可能性もございます。開催状況については各学会もしくは展示会ホームページを参照ください。
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年末年始休業日のご案内
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2022年12月29日 ( 木 ) ~2023年1月4日 ( 水 )
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2022年12月28日 ( 水 ) *設備一斉点検のため、試験・分析は行いません ( 納期には含みません ) 。
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休業期間中は、検体の受付、試験・分析業務はいたしておりません ( 納期には含みません ) 。また、休業期間直前にお預かりした検体は、当社で保管いたしますが、試験・分析の着手は休業明けとさせていただきますため、納期の調整をさせていただくことになります。お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
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※年末年始の検体受付、報告書や製品の発送などにつきましては、追って当社ホームページにてご案内いたします。
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