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ロゴと社名(和・英名)

新型糞便採取容器(スプーン型)販売開始の

お知らせ

 当社では、容器の形状や材質、蓋と容器の嵌合性を検討し、従来品より気密性の高い容器を開発いたしました。-30℃までの冷凍保存が可能です。
 
 対応可能な試験項目は以下の通りです。
・アンプリコンシーケンス解析
・リアルタイムPCR解析
・糞便理化学分析
・T-RFLPフローラ解析

 販売を停止しておりました糞便採取容器スプーン型(液あり)につきましても、近日中に販売再開予定です。
 気密性が良くなったことで、液漏れの心配が大幅に改善されましたので、安心してご利用いただけます。

シンポジウム開催のお知らせ

 微生物試験・研究における分類学の役割、同定の意義、産業における活用についてシンポジウムを開催します。
 微生物の名前がどのような背景や手順で付与されるのか?そして同定することでどのような情報を得られるのか?これらを知ることは、微生物を扱う試験・研究者にとって非常に有意です。そこで当社では、「微生物の分類」、「同定」、「産業における活用」をキーワードに有識者をお招きしてこれらについてご講演頂くシンポジウムを企画します。本シンポジウムを通じて、皆様に微生物同定の基盤となる分類学についての理解を深めていただき、さらに、微生物の同定が産業の現場で活用される事例を知っていただくことで、普段の試験・研究業務をより深く理解する一助になれば幸いです。

概要
開催予定日: 2024年12月4日(水)
開催場所:静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」
参加費:無料

詳細と申込については当社 ホームページをご確認ください。

採取容器に含まれる保存液の統一化についての

お知らせ

 現在当社では、腸内環境分析や菌叢解析のための検体採取容器としていくつかの製品を販売しています。このうち保存液を含む製品には、腸内細菌・菌類叢解析を目的とした糞便採取容器(ブラシ型)、皮膚菌叢解析を目的としたメタフロキーパー(皮膚)、口腔内菌叢解析を目的としたメタフロキーパー(唾液) 、そして糞便中の細菌叢・菌類層解析と有機酸(短鎖脂肪酸)分析を目的としたメタボロキーパー*があります。この中で、メタボロキーパーのみ、有機酸定量のための内部標準物質及び界面活性剤(分散剤)を追加しています(特許7125579号)。界面活性剤(分散剤)の添加は、採取糞便を速やかに保存液に分散させることで保存安定性を高める目的があります。
 今後、メタボロキーパーの内部標準物質を除く、界面活性剤(分散剤)を含めた保存液を糞便採取容器(ブラシ型)とメタフロキーパー(皮膚・唾液)にも共有化することとしました。これにより、全ての採取容器でより効率よく検体を分散することが期待できるため、お客様のメリットになると判断しました。界面活性剤(分散剤)を添加したことによるDNA抽出、PCR増幅、次世代シーケンサーによるアンプリコン解析に影響を及ぼさないことを確認しております。
 保存液の変更につきましては、10月から順次実施してまいります。なお、今後販売予定の新型糞便採取容器スプーン型(液あり)の保存液につきましては、変更後の保存液を使用させていただきます。今後、旧保存液の在庫は6カ月間程度保持いたします。旧保存液を使用した採便容器をご希望される場合はお気軽にお問い合わせください。

* Takagi, T., Kunihiro, T., Takahashi, S., Hisada, T., Nagashima, K., Mochizuki, J., … & Naito, Y. (2023). A newly developed solution for the preservation of short-chain fatty acids, bile acids, and microbiota in fecal specimens. Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition, 72:263-269.

お問い合わせは こちらから

アナモックス細菌の割合を理論値に近付けた

アンプリコンシーケンス解析

 1995年に発表された嫌気性アンモニア酸化(Anaerobic ammonium oxidation, Anammox)は、比較的新しい脱窒素経路です。エネルギー消費が少ないことから、排水処理等で近年注目されています。
 アンプリコンシーケンス解析において当社推奨の16S rDNA V3~V4(一括)プライマーは、細菌・アーキアを同時に検出可能ですが、アナモックス細菌を過小評価することが問題でした。今回採用した「16S rDNA V3-V4領域 Anammox細菌改変プライマー」はアナモックス細菌を理論値に近い割合で検出可能です(Mazzoli et al., 2020)。
アナモックス細菌に着目した解析の際には、是非ご利用ください。

試験のご依頼は こちらから

検体送付時のお願い

 検体ご送付時は当社ホームページ「検体量と送付に関するご案内」をご確認の上、お送りください。

同定試験、生理・生化学試験

群集構造-生体関連

群集構造-環境関連

 なお、郵便局のレターパック、ゆうパケットでの送付は、検体破損や漏洩の恐れがございますので、お控えいただきますようお願いいたします。

カタログおよび価格改定のお知らせ

 当社では、毎年 1 回、カタログ改定を行っており、同時にすべての試験および製品の原価を見直し、実勢に合わせた価格改定を行っています。
 今年も 2024 年 11月より、新しいカタログでのご案内と新価格でのサービスを開始いたします。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
 新しいカタログをご希望のお客様には配送させていただきますので、当社営業部までご遠慮なくお申し付けください。

詳細は当社 ホームページをご確認ください。

年末年始休業日のご案内

年末年始休業期間
2024 12 28 ( ) 2025 1 5 ( )

検体受付最終日
2024 年 12 月 26 日 ( 木 )
※12月27日(金)は設備等の一斉点検のため、試験は行いません (納期には含みません)。
 休業期間中は、検体の受付、試験業務はいたしておりません (納期には含みません)。また、休業期間直前にお預かりした検体は、当社で保管いたしますが、試験・分析の着手は休業明けとし、納期の調整をさせていただきます。お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

※年末年始の検体受付、報告書や製品の発送などにつきましては、追って当社 ホームページにてご案内いたします。

2024年10月~2025年3月学会・展示会出展情報

食品開発展2024
会場:東京ビックサイト西1・2ホール
期間: 2024年10月23日 ( 水 ) ~25日 ( 金 )

日本微生物生態学会第37回大会
会場:広島国際会議場
期間: 2024年10月28日 ( 月 ) ~30日 ( 木 )

第68回日本医真菌学会総会・学術集会
会場:国立京都国際会館
期間: 2024年11月6日 ( 水 ) ~9日 ( 土 )

日本農芸化学会2025年度大会
会場:札幌コンベンションセンター
期間:2025年3月4日 ( 火 )~8日 ( 土 )

開催状況については、各学会もしくは展示会ホームページをご参照ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。